東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要生息地ネットワーク
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シギ・チドリについて
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■ シギ・チドリについて

 シギ・チドリ類とは、ウェットランド(湿地)の環境に適応した鳥のなかまです。

 「ウェットランド」とは、干潟や湖沼、河川、磯、サンゴ礁、ツンドラ、水田などの「水辺」の自然のこと。シギやチドリは、このウェットランドを主な生息場所にしている鳥で、そこにいるゴカイやカニや貝や虫などの小さな生きものを食べて生きています。

 シギ・チドリは世界全体で 200種あまり、日本でも約70種が知られており、大きさはスズメほどのものから、カラスほどの種までさまざまです。

 シギやチドリ類の多くは「渡り鳥」です。渡り鳥とは、季節によって移動する習性を持つ野鳥のこと。とりわけ、シギ、チドリ類は、小さな身体で驚くほど長い距離を飛ぶ渡り鳥として知られています。

 シギ・チドリが生きていくためには、 3つの生息地が必要です。

オグロシギ

 
   繁殖地 : つがいになり、卵を産んで、ひなを育てる場所
   中継地 : 渡りの途中につばさを休め、栄養補給する場所
   越冬地 : 北半球が冬の間、寒さを避けて過ごす温かい場所

 

 このうち、どれかひとつが欠けても、渡りは成功しません。

 つまり、繁殖地があるロシアやアメリカ、主な中継地である日本や韓国、中国、越冬地であるフィリピンやインドネシア、オーストラリアなど、それぞれの国にあるウェットランドを大切にしなければ、シギやチドリは生きていくことができないのです。


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